2026年10月02日

血液を活用した再生医療への取り組みを始めました

こんにちは。新宿・西新宿・都庁前の歯医者、「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」の奥田です。
このたび当院では、血液分離・遠心処理装置を導入し、患者さまご自身の血液から、組織の修復や治癒をサポートする成分を含む材料を作製し、歯科治療に活用する処置を開始しました。
AFG・CGFとは?

AFG(Autologous Fibrinogen Glue)やCGF(Concentrated Growth Factors)は、患者さまご自身の血液を採取し、専用の遠心分離・調製を行うことで作製する自己血由来の材料です。
血液には、傷ついた組織の修復や治癒に関わるさまざまな成分が含まれています。これらを利用して、歯科治療に応用することを目的としています。
特にCGFには、血小板やフィブリンなどが含まれ、血餅(血液が固まってできる組織)に近い構造を形成します。この特性を利用して、インプラント治療に伴う骨造成や歯周組織の治療、抜歯後の治癒をサポートする処置などに活用されています。
インプラント治療の「骨が足りない」をサポート
インプラント治療では、インプラントを安定して支えるために、十分な量と質の骨が必要です。
しかし、歯を失ってから時間が経過すると、歯を支えていた顎の骨が徐々に吸収され、骨の高さや幅が不足することがあります。
そのような場合には、人工骨などを使用して骨を補う骨造成(GBRなど)が必要になることがあります。
AFGやCGFは、こうした骨造成や組織治癒を目的とした処置に組み合わせて使用することで、患者さまご自身の血液由来の材料を治療に活用できるという特徴があります。
「自分の血液を使う」ことの意味

AFG・CGFは、患者さまご自身の血液から作製します。
そのため他人の血液や血液由来製品を使用するものではなく、患者さまご自身の血液を利用することで、その場の状態に合わせた治療に必要な材料を調製できることが大きな特徴です。
また、採血した血液を遠心分離・調製することで、目的に応じた血液由来材料として治療に利用します。
ただし、AFG・CGFはそれだけで骨を作る薬剤というものではありません。あくまで組織の治癒や再生をサポートする材料の一つとして、骨造成などの治療と組み合わせて使用します。実際の治療方法や期待できる効果は、骨の状態や全身状態、治療部位などによって異なります。
より安全で質の高い治療を目指して
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態を詳しく診査したうえで、必要に応じてAFG・CGFを治療に取り入れています。
「骨が少ないため、インプラントは難しいと言われた」
「骨造成が必要と言われたが、どのような治療なのか分からない」
「自分の血液を利用した治療について詳しく知りたい」
このような方も、まずはお気軽にご相談ください。
当院では、より安全で質の高い歯科医療をご提供できるよう、設備の充実と治療技術の向上に努めています。
再生医療のことなら新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」
監修
奥田陽介
東京歯科大学卒業
医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 理事
新宿診療所 院長
斉藤 沙耶
日本歯科大学卒業
日本歯科大学大学院 口腔外科学 修了
歯学博士
新宿診療所 医局長
森田健斗
日本歯科大学卒業
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会