2026年10月26日


こんにちは。新宿・西新宿・都庁前の歯医者、「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」です。
「インプラント治療を受けたいけれど、どの歯医者を選べばいいのかわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
インプラントは失った歯を補う治療方法の一つで、天然歯に近い噛み心地を目指せる一方、外科処置を伴い治療後も長期的なメンテナンスが必要です。
そのため「費用が安い」「治療期間が短い」といった条件だけで歯科医院を選ぶのではなく、診断から手術、治療後のメンテナンスまで一貫して適切に対応できるかを確認することが大切です。
今回はインプラント治療を受ける歯科医院を選ぶ際に確認したい4つのポイントについて、わかりやすくご説明します。
「インプラントってなに?」
「インプラントは誰にでもできる?」
歯医者を選ぶ4つのポイント
インプラント治療では、次の4点が重要なポイントになります。
・CTなどを用いて、事前の診断・治療計画を丁寧に行っている
・必要に応じて骨造成などの治療に対応できる
・治療後のメンテナンスを継続して行っている
・将来のメンテナンスも考慮して、インプラントメーカーを選択している
それでは、一つずつ説明してまいります。
1.CTなどを用いて、診断・治療計画を丁寧に行っている


インプラント治療でまず重要なのが、手術を行う前の診断と治療計画です。
インプラントを埋め込む顎の骨の中には、神経や血管などの重要な組織があります。また、骨の高さや幅、硬さ、周囲の歯や上顎洞との位置関係なども患者さんによって異なります。
そのため、平面的なレントゲン写真だけではなく、必要に応じて歯科用CTによる三次元的な画像診断を行い、顎の骨や周囲の組織を立体的に確認することが重要です。
さらに、手術時のインプラントの位置や方向を計画するために、ステント(インプラントを埋める方向を再現する装置)を使用する場合もあります。
CTによる画像診断と治療計画を組み合わせることで、
「どこにインプラントを埋めるのか」
「どのくらいの長さ・太さのインプラントが適しているのか」
「神経や血管などの重要な組織との距離は十分か」
「骨の量が不足していないか」
などを事前に検討することができます。
インプラントは単に「顎の骨にインプラントを入れる」だけの治療ではありません。
患者さんのお口の状態を詳しく調べ、その方に適した位置・方向・サイズを検討してから手術を行うことが大切です。
歯科医院を選ぶ際には、
「インプラントの前にCT撮影を行っていますか?」
「どのように治療計画を立てていますか?」
と確認してみるのも重要です。
2.必要に応じて骨造成などの治療に対応できる


インプラントを支えるためには、インプラントを埋め込む部分に十分な骨が必要です。
しかし、歯を失ってから時間が経っている場合などには顎の骨が吸収され、骨の高さや幅が不足していることがあります。
そのような場合には通常のインプラント手術だけではなく、骨を補う処置(骨造成)などを併用することがあります。
代表的な治療方法としては、
・GBR(骨誘導再生法)
・ソケットリフト
・サイナスリフト
・骨を拡大・圧縮してインプラントを埋入する方法(コンデンス)
などがあります。
例えばGBRは骨が不足している部分に骨補填材などを用いて、インプラントを支えるための骨を形成することを目的とした治療方法です。
また、上顎の奥歯では上顎洞という空洞が近くにあるため、通常の方法ではインプラントを埋め込むための骨の高さが不足することがあります。その場合には、ソケットリフトやサイナスリフトなどが検討されることがあります。
重要なのは、すべての患者さんに骨造成が必要というわけではないということです。
CTなどで骨の状態を確認したうえで、
「通常のインプラント治療で対応できるのか」
「骨造成を併用したほうがよいのか」
「別の治療方法を検討したほうがよいのか」
を判断することが重要です。
そのため、必要な場合に複数の治療方法を検討できる歯科医院かどうかも医院選びの一つのポイントになります。
3.治療後のメンテナンスをしっかり行っている

「インプラントは一度入れれば、ずっと何もしなくていい」と思われている方もいらっしゃいますが、これは正確ではありません。
インプラントそのものは天然歯と違って虫歯にはなりませんが、インプラントの周囲に細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)が付着すると周囲の歯ぐきや骨に炎症が起こることがあります。
特に注意したいのが、インプラント周囲炎です。
インプラント周囲炎が進行するとインプラントを支えている骨が徐々に失われ、最終的にインプラントが十分に支えられなくなる可能性があります。

そのためインプラントを長期的に使用するためには、
・歯科医院での定期的なチェック
・専門的なクリーニング
・ご自宅での丁寧な歯磨き
・噛み合わせやインプラント周囲の状態の確認
などを継続することが大切です。
つまりインプラント治療は「手術をして終わり」ではなく、「手術後から始まる長期的な管理も含めた治療」と考える必要があります。
歯科医院を選ぶ際には治療費だけではなく、
「インプラントを入れた後は、どのようなメンテナンスを行いますか?」
という点も確認するポイントとなります。
4.使用するインプラントメーカーについて説明してくれる


インプラントにはさまざまなメーカーがあり、それぞれに製品の形状や構造、使用する部品などに違いがあります。
インプラント治療後、長期間使用している間には、上部構造(人工の歯)の修理や交換、インプラントの部品の交換などが必要になる場合があります。
そのため、治療を受ける時点だけでなく、将来のメンテナンスまで考えてインプラントシステムを選ぶことも重要です。
しかしながら、インプラントのパーツは各メーカーでの互換性が少ないため、珍しいインプラントメーカーの場合治療の選択肢を後に狭めてしまうことがあります。
また、格安のインプラントなどで使われるインプラントは形のバリエーションが少なく、ご自身にあっていない形のインプラントを入れることになってしまうこともまれにあります。
よって、大手インプラントメーカーを使用することによりそういったトラブルを回避するのも大切な要素となっております。
そのため歯科医院で、
「どのメーカーのインプラントを使用していますか?」
「なぜこのインプラントを選ぶのですか?」
「将来、部品の交換などが必要になった場合はどうなりますか?」
と説明を受けておく必要があります。
「格安」「短期間」だけで判断しないことも大切です
インターネットや広告では、「格安インプラント」「短期間で治療可能」といった情報を目にすることがあります。
もちろん、治療期間や費用が患者さんにとって重要な要素であることは間違いありません。
ただし、インプラント治療では、患者さんの骨の状態、歯ぐきの状態、噛み合わせ、全身状態などによって必要な治療内容が変わります。
そのため、
「なぜこの治療方法なのか」
「治療費には何が含まれているのか」
「追加の処置が必要になった場合はどうなるのか」
「治療後のメンテナンスはどのように行うのか」
まで確認してから、治療を検討することをおすすめします。
まとめ
インプラント治療は失った歯を補うための選択肢の一つですが、外科処置を伴う治療であり治療後も長期的な管理が必要です。
歯科医院を選ぶ際には、次の4点を確認してみてください。
・CTなどを用いて、十分な診断・治療計画を行っているか
・骨造成など、必要に応じて治療の選択肢を提案できるか
・治療後のメンテナンスを継続して行っているか
・使用するインプラントメーカーや将来のメンテナンスについて説明しているか
インプラントは、治療を受けたその日だけでなく、その後何年にもわたってお口の中で機能するものです。
だからこそ、費用や治療期間だけではなく、診断・治療技術・治療後のメンテナンスまで含めて、自分に合った歯科医院を選ぶことが大切です。
インプラント治療について、「自分の場合はインプラントが適しているのか」「骨が少なくても治療できるのか」「どのような治療方法があるのか」など、お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、患者様のお口の状態を確認したうえで、治療方法やメリット・デメリットをできるだけわかりやすくご説明いたします。
インプラント治療のことなら新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」
監修
奥田陽介
東京歯科大学卒業
医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 理事
新宿診療所 院長
斉藤 沙耶
日本歯科大学卒業
日本歯科大学大学院 口腔外科学 修了
歯学博士
新宿診療所 医局長
森田健斗
日本歯科大学卒業
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会