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セラミックについて
2020.11.02
Contents
こんにちは。
新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」より
今回は審美治療でもよく取り上げられるセラミックについてのコラムをお届けします。
セラミックは汚れが付着しにくく、長く使ってもくすみが出にくい性質があります。そのため歯そのものだけでなく歯茎にとってもやさしい材料です。
今回は当院で使われているセラミックについて紹介します。
単にセラミックといっても強度、色調、歯との接着性などは材質によって異なります。
当院では主にメタルボンド、e-max,ジルコニアを使ったセラミック治療を行っており、それぞれの特徴を説明していきます。
メタルボンド
陶材焼付鋳造冠のことであり、金属のフレームに陶材(ポーセレン)というセラミックを覆った材質になります。力が強く加わる面を金属にしたり、金属が見えてほしくない面をセラミックにしたりできます。100年以上前から歯科で使われてきた歴史ある材質です。使用する金属にも合金や白金加金、20Kゴールドなどをご用意しています。金の含有量が多いと金属が腐食しにくくなったり歯との適合性がよくなったりするので、金属の下が虫歯になりにくくなります。ただ金属のフレームを使っているため金属を使用しないオールセラミックに比べ透明感はやや劣ります。
陶材の曲げ強さ*はおよそ100MPa前後あります。
*曲げ強さというのは強度の指標の一つです。
e-max
二ケイ酸リチウムガラスを主成分とした材質になります。金属を使わないので透明感があり、見た目が天然の歯に近いです。生体親和性が高く強度としては陶材とジルコニアの中間くらいの強度があります。また歯との接着性が高く、歯と一体になることでさらに強度が上がります。そのため健康な歯質が残っている歯ほど相性がいいです。
e-maxの曲げ強さはおよそ450MPa前後あります。
ジルコニア
生体親和性が高くかつ人工ダイヤモンドと呼ばれるくらい強度が高いセラミックです。またこちらも金属を使用しないため、天然の歯に近い見た目になります。過去にセラミックを入れたけど割れてしまったという方や割れるのが不安という方はこちらの材質をお勧めします。
ジルコニアの曲げ強さはおよそ1000MPa前後あります。
まとめ
当院では併設の技工所があるため歯並びをこうしたい、歯の色をもう少し明るくしたいなどのご要望があれば、技工士と密に連携を取りクオリティの高いセラミックを作ることが可能です。
口を開けたときに銀歯が見えて気になるという方、口元の見た目をキレイにしたいという方は当院までぜひご相談ください。お口の中の状況にあったセラミックをご提供いたします。
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