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歯が痛い!歯茎が痛い!とき、どうすればいいの? 

2020.11.09

Contents

こんにちは。
新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」の歯科医師自見です。
今回は“痛み”について記述いたします。
歯が痛い!歯茎が痛い!となったとき歯医者にすぐ行けるとは限りませんよね。そういった場合、どのような原因により痛みが出ているのかを知り悪化させない工夫をしておくことが大切です。

下のフローチャートを試して何が原因なのか確かめてみましょう!
(※あくまで目安となる指標です、正確な診断にはレントゲン写真や専門の検査を行う必要があります。過信しすぎず早めに歯医者にかかられることをおすすめいたします。)

痛みの原因

痛みにも様々な原因があります。
次はそれぞれの原因の特徴と対処法をまとめていきます。

虫歯、歯髄炎

虫歯とは口にいる細菌により歯が溶かされている状態。悪化すると痛みが強くなったり治療が長引いたりすることがあります。どうしても歯医者にいけない場合は歯ブラシをしっかり当て虫歯を進行させないようにしましょう。

歯髄炎とは歯の中にある神経に炎症が起こっている状態。症状は波打つような痛み、噛むと痛みが有る、夜になると痛みが増すなどがあります。
基本的には歯髄炎は歯医者にて処置を行わないと痛みは治りませんが、どうしても歯医者にいくことができない場合は市販の痛み止めを飲み、血流をよくするようなこと(長湯、お酒、運動など)は避けましょう。

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎とは歯の根っこの先に細菌が住み着き炎症を起こしている状態。症状は噛んだ時の違和感から痛み止めでも治らない痛みなど様々。
根尖性歯周炎を放置すると歯を抜かなければならなくなることもあります。どうしてもいけない場合は市販の痛み止めと化膿止めを飲み、出来る限り反対側で噛むようにしましょう。

咬合性外傷、歯の破折

咬合性外傷は歯軋りや食いしばりなどにより、噛む力が過度にかかり歯を支えてる部分(歯根膜)が炎症を起こしている状態。症状としては朝がたの方が痛みが強い、痛いのは噛むときだけなど。
本来、人は意識的に噛まない限り、唇がとじているが歯は当たっていない状態をキープします。仕事や作業に集中すると食いしばる方も多いので意識的に噛まないようにしましょう。

歯の破折は噛む力などにより、歯が割れてしまった状態。
放置すると歯を抜かなければならなくなったり、歯を支えている骨が溶けてしまうこともあります。できる限り早く歯医者にかかることをおすすめします。できる限り噛まないようにしましょう。

知覚過敏、幻歯痛、三叉神経痛

知覚過敏は食いしばりや、歯ブラシの圧が強すぎることにより歯の過敏な面が露出してしまった状態。虫歯のような悪いものではないですが生活に支障が有る場合は歯の表面にコーティングを行います。
歯医者にいけない場合は柔らかい歯ブラシに替えたり、意識的に優しく磨いてあげるようにしましょう。また、知覚過敏用の歯磨き粉も効果があると言われています。

幻歯痛とは歯の痛み、噛む感覚を担う神経などが、痛みではない刺激を痛みと勘違いしてしまう状態。
できる限り反対側の歯で噛むようにし、安静にしましょう。

三叉神経痛は口の周りにある神経に傷または感染が起き炎症を起こしている状態。基本的には市販の痛み止め化膿止めは効果が見込めません。歯医者にて専門の薬を処方してもらいましょう。

顎関節症

顎を動かす関節やその周囲の筋肉、組織が痛んでいる状態。お口を開けるときに顎が鳴るようであればできる限り鳴らさないように口を大きく開けないようにしましょう。基本的に痛い時はあまり硬いものを噛まないようにすることをおすすめします。

蜂窩織炎、智歯周囲炎

蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは口の周囲の筋肉の間に細菌による炎症が広まっている状態。悪化すると息がし辛くなることもあるので早めに歯医者にかかることをおすすめします。
どうしてもいけない場合は市販の痛み止めと化膿止めを飲み、よく歯磨きをしましょう。

智歯周囲炎とは親知らずがうまく生えることができず、その周りに細菌が感染し炎症が起こっている状態。
奥歯周囲をよく磨くようにし、市販の痛み止め化膿止めを飲むようにしましょう。

歯周疾患急発

歯の周りに住む細菌により急激な炎症を起こした状態。
市販の痛み止め化膿止めを飲み、該当する歯の周りをよく磨きましょう、多少出血しても大丈夫です。

まとめ

基本的にはどのような原因でも自然に治ることは稀です。お忙しいとは思いますが歯は一生付き合っていくものなので時間を作り歯医者へ足を運ぶことをおすすいたします。

痛みにお悩みの方は是非当院までご相談ください。

痛みのことなら新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」

新宿駅西口から 徒歩6分
東京地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線西新宿駅から 徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 都庁前駅から 徒歩3分

監修者情報

院長・歯科医師

奥田

陽介

2002年4月 東京歯科大学 歯学部 卒業
2004年7月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
2016年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 院長就任

医療法人社団歯友会 インプラントセンター 所属

一般的な虫歯や歯周病の治療だけでなくインプラントやセラミック、ホワイトニングなど幅広い症例に対応。治療を受けた方が笑顔で快適な生活を送れるよう、一人一人の患者さんに向き合ったオーダーメイドの治療を心がけています。 また、歯や口腔内に特にお悩みやトラブルがない方でもどうぞご来院ください。当院では虫歯や歯周病を未然に回避する予防にも力を入れています。一人一人に合ったメンテナンスプログラムを作成しますので、これからお口のケアを始めようという方もぜひいらしてください。