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乳歯の後ろから永久歯が生えてきたらどうすれば良いか?

2022.6.27

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こんにちは、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 新宿診療所」の衛生士の石川です。

今回は、乳歯が永久歯の後ろから生えてきたらどうすればいいのか?という

疑問について説明します。

 

だいたい6歳頃から乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。

生え変わりの時期に、前歯でよく見られるのですが、乳歯が抜けずに後ろから永久歯が

生えてきてしまう事があります。

 

お子さんの歯が重なって生えてきてしまったら、

すぐに抜いた方が良いのか?

そのまま放っておいても平気なのか?

このままにしておくと歯並びが悪くなってしまうのではないか?

などと不安に思ってしまう親御さんが多いと思います。

 

今回は、乳歯が永久歯の後ろから生えてきたらどうすればいいのか?という

疑問について説明します。

 

乳歯はどうやって抜けるの?

まず、乳歯が抜ける仕組みについて説明します。

 

①乳歯の下(顎の中)で永久歯が成長します。

②永久歯が大きく成長し、根っこの部分が作られてくると、乳歯の根っこを溶かす

細胞が作られます。

③永久歯が乳歯に触れると、乳歯の根っこを溶かしながら上へ出てこようとします。

④だんだん乳歯の根っこが短くなり、グラグラし始めます。

⑤動揺が強くなり、自然に抜けます。

 

このように自然に乳歯が抜ければ問題はありません。

 

ですが、初めに書いたように乳歯が抜けずに永久歯が生えてきてしまう場合があります。

 

次に、このような場合どうすれば良いかを説明します。

 

乳歯が抜けずに後ろから永久歯が生えてきたら抜くべきか?

もし後ろから永久歯が生えてきてしまっても、乳歯がグラグラしていれば経過を見ているうちに

抜けてしまう事が多いです。

 

抜けてからは、舌の押し出す力で外側へ、唇に押される力で内側へ移動し正常な位置へ並んでいくので

そのままの位置に留まってしまうしまうのではないか?という心配はありません。

 

しかし、永久歯が生えるスペースがなく、正常な位置に移動してこない場合もあります。

 

顎が成長してくるに従って、だんだんと移動してくる場合もありますが、歯列矯正が必要になる場合も

ありますので、気になるようであれば歯医者へ相談されるのをお勧めします。

 

また、永久歯が生えてきているのに全然グラグラしてこない場合は、乳歯の根っこが長く残っている可能性が

あります。

 

グラグラしているが抜けずに残っていて、お子さんが痛がっていたり、食事をする際に支障になっている際も

抜歯をする場合もあります。

 

最後に…

もし乳歯の後ろから永久歯が生えてきてしまっても、初めのうちは経過観察をして問題がない場合がほとんどです。

 

定期的に、お子さんの前歯の状態(乳歯の揺れ具合や永久歯がどのくらい成長しているか)をチェックしてください。

 

お子様の歯で心配な事がありましたら、ご相談ください!

もし歯科治療でお悩みでしたら一度当院にご相談ください。

「子供の歯」のことなら、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」

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監修者情報

院長・歯科医師

奥田

陽介

2002年4月 東京歯科大学 歯学部 卒業
2004年7月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
2016年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 院長就任

医療法人社団歯友会 インプラントセンター 所属

一般的な虫歯や歯周病の治療だけでなくインプラントやセラミック、ホワイトニングなど幅広い症例に対応。治療を受けた方が笑顔で快適な生活を送れるよう、一人一人の患者さんに向き合ったオーダーメイドの治療を心がけています。 また、歯や口腔内に特にお悩みやトラブルがない方でもどうぞご来院ください。当院では虫歯や歯周病を未然に回避する予防にも力を入れています。一人一人に合ったメンテナンスプログラムを作成しますので、これからお口のケアを始めようという方もぜひいらしてください。