お知らせ
歯ブラシ以外の口腔ケア(デンタルフロス、歯間ブラシ)
2021.12.20
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こんにちは。西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 新宿診療所」の歯科衛生士の山本です。
今回は、歯ブラシはしっかりしているのに虫歯ができやすい方、磨いているのに口臭が気になる方や、今以上に口腔ケアを頑張りたいという方に向けてコラムを書きましたので是非参考にしてみてください。
以前記載した口臭についての記事もぜひご覧下さい。→口臭の原因 (口臭対策)
歯ブラシでブラッシングしただけでは歯と歯の間は十分磨けずプラークが残ってしまいます。プラークが残ったままになると虫歯や歯周病の原因になります。そこで、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助器具を使用することで歯をきれいに健康に保つことのできますのでご紹介していきます。
デンタルフロス
歯ブラシでは届かない、歯と歯の間の汚れをおとすことができます。朝昼夜全ての歯磨きの後に行うのは時間もなく難しいと思いますので、初めは夜の歯磨きの後に使用してみてください。スッキリした感じが全然違うと思います。糸タイプとホルダー付きタイプのものがありますので初めて使用する方や糸で行うのが難しいという方はホルダー付きタイプを使用するのをおすすめします。
・糸タイプの使用方法・
①肘までの長さで切って使用する
②両手の中指に2,3回巻き付けて15㎝位の長さにする
③鏡を見ながら両手の人差し指と親指で糸をつかみ歯と歯の間にゆっくりと動かしながら入れる
④歯の面に対して2,3回こすりつけるようにしてプラークを取り除きます
フロスにも種類がたくさんありますが私のおすすめは、ルシェロフロスです。是非使ってみてください。
スーパーフロス
スーパーフロスは主にブリッジを装着している部分に使用します。ブリッジは、歯と歯の間がダミーの歯でつながっているため普通のフロスでは通りません。スーパーフロスは、横から挿入してダミーの歯の下をくぐらせて使用します。それにより、歯磨きでは落とせないダミーの歯の下の汚れを落とすことができます。
・スーパーフロスの使用方法・
①フロススレッダー(フロスの端についている硬い部分)を歯と歯の間に差し込んでダミーの歯の下を通す
②フィラメントでダミーの歯と歯肉の間を拭くように動かしてプラークを除去する
ダミーの歯の下は歯ブラシだけでは磨けません。ブリッジを使用している方は是非使用してみてください。
歯間ブラシ
歯間ブラシは、歯と歯の間の隙間が広い場合に使用します。デンタルフロスは歯と歯の間の掃除で虫歯予防がメインなのですが歯間ブラシは歯と歯茎の隙間を磨くものですので歯周病の予防に適しています。歯肉が下がっている方には歯間ブラシがおすすめです。また、ブリッジを使用している方にはスーパーフロスとあわせて使用すると効果的です。
・歯間ブラシの使用方法・
①歯間ブラシにはサイズがありますので細いものから使用して自分に合ったサイズのものを使用してください。
②鉛筆をよ持つように歯間ブラシを持ち歯肉を傷つけないように上の歯は先端部をやや下向きに、下の歯は、上向きにゆっくり挿入する。
③前後に2,3回動かし、歯の裏側からも挿入すると効果的です。
治療より予防が大事
赤羽歯科 新宿診療所では、予防歯科に力をいれています。歯磨きはもちろんですが、他にも歯と歯の間をきれいにする道具がありますので、いつもの歯磨きにプラスして使用してみてください。使用方法が分からない方は、是非私たち衛生士にご相談ください。鏡を見ながら一緒に練習して健康できれいな歯を保ちましょう。
「デンタルフロス」「歯間ブラシ」の使用方法のことなら西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」
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