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電動歯ブラシと手磨きどちらがいい?虫歯、歯周病の予防
2021.10.14
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こんにちは。新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 新宿診療所」の院長の奥田です。
今回は、電動ブラシを使ってみたいけど実際どれくらい効果があるか知りたい方や、手磨きとどちらがいいのか疑問に思っている方に向けてコラムを書きましたので、電動歯ブラシの購入を考えている方は是非参考にしてみてください。
電動歯ブラシとは?
電動歯ブラシとは、その名の通り電動で動く歯ブラシのことです。動き方にそれぞれ特徴がありますのでご自身にあったものを選択していきましょう。主なものとして①高速運動電動ブラシ②音波ブラシ③超音波ブラシがあります。中でも、②の音波ブラシが予防には最適です。購入される際は、音波ブラシをおすすめします。電動歯ブラシの種類の詳しい説明は、過去のコラムをご参考ください→電動歯ブラシ音波歯ブラシ等の違いやメリット・デメリット
電動歯ブラシは実際どうですか?
電動歯ブラシは予防の観点からみて、とても優秀なアイテムです。歯科的にも理にかなったおすすめの道具だと思います。私も、電動歯ブラシを使用していますし、家族にもすすめています。しかし、使い方を間違えると、逆効果になる道具でもありますので注意が必要です。電動歯ブラシを普通の歯ブラシと同じように使用しても効果がありません、むしろ手磨きより汚れが落ちていません。しっかりと使い方を練習してから使用しましょう。そうすれば、歯医者さんでクリーニングした後のように、表面がツルツルな状態に仕上がります。
電動歯ブラシの使い方
① 毛先を強く歯面にあてない。毛先があたるか、あたらないかくらいがベスト
② 手磨きのように横に大きく動かさない。あてたら少し静止させ、その後、移動させ静止を繰り返す。
③ 磨く順番を決める。磨いた場所がわからなくなるので、順番を決めて磨き残しをなくしましょう。
④ 歯磨き粉は少なめに、なくてもよい。泡がたちすぎると歯ブラシの時間が短くなるので。
⑤ 歯磨き粉は、研磨剤ないものを使用する。研磨剤があると必要以上に歯が削れてしまうため。
⑥ 歯の間は、フロスや歯間ブラシを使用する。電動歯ブラシだけでは歯間まではきれいにできないので。
どうして電動歯ブラシはいいの?
電動歯ブラシは、しっかりとした使用方法であれば効率的に歯垢を除去でき短時間で、手磨きの何倍もの清掃が可能になります。そして、もっとも大事なことが、キャビテーション効果です。キャビテーション効果とは、音波の振動が口腔内(歯肉の間)の水分に気泡を生じさせます。その気泡が、汚れにぶつかり弾けることで汚れを落としてくれます。歯肉の間(歯周ポケット)の中はブラシが届かないため、このキャビテーション効果が重要になってきます。このように、電動歯ブラシは、手磨きではできない清掃効果があります。
まとめ
電動歯ブラシは、使用方法をしっかり理解すればとても有用な道具です。赤羽歯科 新宿診療所では、定期的なメンテナンスと衛生士によるセルフケア指導により長期的に安定した口腔内を維持する、オーダーメイドのプログラムを作成します。その中で、個別に電動ブラシと手磨きのどちらが適しているかの判断をさせていただきブラッシング指導をしていきます。歯科医院は治療の場所であるとともに、予防の場所でもあると赤羽歯科では考えています。
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