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インプラント 付属治療(ソケットリフト)
2020.12.28
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こんにちは。
新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」院長の奥田です。
今回は、インプラントをお考えの方に向けて記述いたします。
ソケットリフト
ソケットリフトとは、上顎洞底挙上術と呼ばれています。上顎骨の再生手術のひとつです。口の中から、上顎洞の底を持ち上げて、インプラントの埋入に必要なスペースを確保する処置になります。上顎洞の形には、個人差があり必ず必要な処置ではありませんが、感染により上顎骨の吸収が大きい場合は、人工骨や自家骨の補填では十分なスペースが確保できない場合に行います。
上顎洞とは?
上顎洞(じょうがくどう)とは、上顎骨の中にある空洞で鼻とつながっています。鼻の周りには4つの空洞(副鼻腔)がありそれぞれ上顎洞、篩骨洞(しこつどう)、前頭洞(ぜんとうどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)と呼ばれています。
ソケットリフトの術式
口腔内の当該部位の歯肉を切開します。その後、骨を上顎洞近くまで削っていきます。この際、削る量や深さは、事前にCTにて計算しておきます。その後、オステオトームと呼ばれる先端がノミのようになった器具で上顎洞まで進めていきます。オステオトームには、ストッパーがついていますので安全に処置することが可能です。その後、必要に応じて、骨補填材を使用して、上顎洞内の粘膜を挙上していきます。インプラントを同時に埋入する場合がほとんどです。粘膜の挙上する大きさによっては、適応にならないことがあります。一般的には、浸潤麻酔のみで処置しますが、静脈内鎮静法や笑気麻酔を併用することも可能です。
ソケットリフトのリスク
体の中の空洞に化膿性の炎症が起きて、膿汁がたまることを蓄膿とよびます。一般的に蓄膿症と呼ばれているものは、副鼻腔内に膿汁がたまってしまう副鼻腔炎です。副鼻腔の上顎洞の中に炎症が起きてしまうものを上顎洞炎と呼んでいます。ソケットリフトは、上顎洞の中を処置しますので、上顎洞内に細菌感染や異物の混入などのリスクを伴います。しかし、赤羽歯科 新宿診療所では、必要に応じて、事前に抗生物質(ジスロマック)の服用をし、感染予防を行います。また、ソケットリフトの際に使用する材料は、生体親和性の高いものを使用し、拒否反応の軽減をはかります。赤羽歯科では、ソケットリフトやインプラント治療を行うときは、通常の歯科治療より滅菌レベルの高いオペ室を完備していますので、感染リスクを最小限に抑えて処置することができます。
インプラント治療、ソケットリフトでお悩みの方は是非当院までご相談ください。
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