お知らせ
口の中の病気 舌の病気 (舌痛症など)
2021.2.01
Contents
こんにちは。
新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」院長の奥田です。
今回は、口の中の病気、舌痛症などでお悩みの方に向けて記述いたします。
前回記事「口の中の病気 ①口腔粘膜疾患 (手足口病等)」の記事はこちら
舌の病気1⃣ (舌に変化のあるもの)
・黒毛舌(こくもうぜつ)
舌の上の糸状乳頭が伸びてそこに色素沈着を起こる場合と色素沈着のみが起こるものがある。原因は、口腔衛生状態が悪く、タバコなどの色素などが沈着した場合が多い。また、抗生剤による菌交代現象が原因のこともあります。自覚症状はありません。治療方針としては、様子を見るか、原因となった抗生剤の中止や、禁煙などがあります。
・地図状舌(ちずじょうぜつ)
舌の表面に糸状乳頭がなくなった場所が平坦な地図状に変化するもの。自覚症状はなく、経過観察することが多い。
舌の病気2⃣ (心因性病態 口腔心身症)
・口腔心身症
心理因子が大きく関与し、器質的変化や機能障害が認められる病気でその中に舌痛症があります。原因は不明のことが多いですが、口腔内の合わない補綴物(被せ物や詰め物)、適合の悪い義歯が影響することもあります。多くの場合、心理因子の影響を強くうけます。症状としては、舌に変化はありませんが、舌縁部にヒリヒリした痛みや、灼熱感を感じることがあります。また、味覚障害を感じることもあります。治療はカウンセリングを行い、舌痛症というものを理解していくことが重要になります。
まとめ
口の中の病気は、発見するのが自分では難しいです。痛みや、出血があれば歯科を受診していただき診断することができます。症状がない場合は、発見が遅れることがありますが、定期的な検診を行う事で、歯だけでなく口腔内の状態を確認することができます。3か月に1回は検診、メンテナンスをおすすめします。
舌痛症や舌の病気でお悩みの方は是非当院までご相談ください。
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