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親知らずが痛い。親知らずを抜く必要はあるか?
2020.9.21
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こんにちは。
新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」院長の奥田です。
今回は“親知らずが痛い。親知らずを抜く必要があるか?”とお悩みの方に向けて記述いたします。
親知らずとは
人の歯は、通常、子供のときは上下合わせて20本、大人になると32本生えてきます。親知らずは、中切歯(真ん中の前歯)から数えて8番目の歯のことを指します。永久歯は、15歳前後で生えそろうのですが、親知らずは20歳前後で生えてきます。親の知らない間に生えてくるのが由来です。
親知らずは、何本ある?
親知らずは、上下左右の4本あります。最近は、初めから生えてこない方も増えてきています。人の体は、必要のない組織は、なくなって行く傾向があり、親知らずも徐々に減少してきています。しかし、まだ多くの方は、親知らずがあり痛みの原因になってしまうことがあります。
親知らずは、なぜ痛くなるのか
親知らずが痛くなる原因はいくつかあります。①親知らず自体が虫歯になる。②親知らずが歯肉を噛み込んでしまう。③親知らずの周りが汚れて炎症がおきる。いちばん多いのが③です。①は他の歯と同様に親知らずも虫歯になります。磨きにくい歯ですので虫歯になるリスクも高いので注意が必要です。②は、親知らずは全てが生えてくるわけではありません。近年は、人の顎は小さくなってきています。その結果、親知らずが十分に生えるスペースがないことがあります。上の親知らずだけが生え、下の親知らずは、歯肉に埋まったままのことがあります。すると、上の歯で下の歯肉を噛んでしまい、痛みがでます。
親知らずの周りの炎症
いちばん多いのが、親知らず周りの炎症です。生えるスペースの減少により、親知らずが完全にでてこれなくて、半分もしくは、一部分だけ見えている事があります。歯ブラシがうまくあてられず、汚れがたまり歯の周辺が炎症を起こします。これが、智歯周囲炎とよばれ、親知らずが痛む多くの原因です。
治療方法(抜く必要があるか)
虫歯が原因であれば、虫歯の治療をします。歯肉を噛み込んで痛みがある場合は、あたらないように歯を削ることがあります。親知らずの周りの汚れによる炎症であれば洗浄、消毒、炎症が強い時は、抗生物質や痛み止めを処方します。しかし、親知らずは、歯ブラシがしにくい場所にあり、生え方によっては磨けないこともあります。一度、治療して治してもまたすぐに悪くなり、痛みがでてしまうこともあります。そうなりますと、抜いてしまった方が後々を考えるといいかもしれません。
親知らずを抜くタイミング
歯を抜くことは、観血処置になります。基礎疾患がある方、妊娠中の方などはいつでも抜歯できるわけではありません。麻酔による血圧の上昇や抜歯後の出血、感染リスクなどに対策が必要になるからです。赤羽歯科 新宿診療所では、このような方にも、必要であれば十分な対策をして抜歯することができますのでご相談ください。また、親知らずは、痛みがなくても前もって抜いておくこともできますので、受験や就職などの時期を考え抜歯することもおすすめしますので合わせてご相談ください。
親知らず、でお悩みの方は是非当院までご相談ください。
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