歯茎が腫れた|赤羽歯科 新宿診療所|西新宿・都庁前の歯医者(土日祝診療)

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歯茎が腫れた

歯茎が腫れた|赤羽歯科 新宿診療所|西新宿・都庁前の歯医者(土日祝診療)

歯茎の腫れ

「歯茎が腫れている」「歯茎がぷっくりしていて違和感がある」と感じたことはありませんか?歯茎の腫れは、虫歯と並んで頻繁に見られる口腔トラブルの一つであり、初期段階では気づきにくいこともありますが、体が発する重要な異常のサインです。歯茎の腫れをそのままにしておくと、慢性的な炎症へと進行したり、周囲の歯やさらには全身の健康状態にまで悪影響を及ぼしたりするおそれがあります。初期段階で治療を始めることで、歯を長く保つことができるだけでなく、重症化を防ぐことにもつながります。少しでも違和感を覚えた際は、迷わず歯科を受診することが大切です。
ここでは、歯茎の腫れの原因や主な症状、考えられる疾患、検査内容、治療法、そして予防や早期対応の重要性について解説します。

歯茎が腫れる主な原因

歯茎の腫れの原因は主に以下のようなものがあります。

歯周病(歯肉炎・歯周炎)

歯垢や歯石の中の細菌が原因で歯肉が炎症を起こし、腫れや出血を伴うことがあります。

根尖性歯周炎

虫歯が進行して歯の神経が壊死し、根の先に膿がたまることで歯茎が腫れます。急性化すると頬や顎まで腫れることがあります。

智歯周囲炎

生えかけの親知らずの周囲に細菌が感染し、歯茎が強く腫れることがあります。時に発熱や口が開かないといった全身症状もみられます。

歯ぎしり・食いしばり

強い力が歯や歯周組織に加わることで、歯茎が炎症を起こし腫れにつながることがあります。

不適合な補綴物(詰め物・被せ物)

合っていない補綴物が歯茎を圧迫・刺激し、慢性的な腫れや炎症を引き起こす原因となります。

ホルモンバランスの変化

妊娠中や思春期、更年期などではホルモンの影響で歯茎が敏感になり、腫れやすくなることがあります。

全身疾患の影響

糖尿病など慢性疾患によって免疫力が低下すると、歯茎の炎症が起こりやすくなります。
このように、局所的な問題だけでなく、全身状態や生活習慣が関与していることもあるため、原因の特定が重要です。

主な症状

歯茎の腫れ方は多様で、その程度や経過によって異なります。初期段階では歯磨き時に出血したり、軽い違和感程度で見過ごしてしまうこともあります。しかし、炎症が進行すると腫れが大きくなり、ズキズキとした痛みや膿の排出、口臭などの症状があらわれます。
特に、根の先に膿が溜まるタイプでは、急激に歯茎が大きく腫れ、頬や顎にまで腫れが及ぶことがあります。また、親知らずが原因の腫れでは、口が開きにくくなる、飲み込みづらいといった全身症状を伴うこともあります。
慢性的な炎症では強い痛みがないこともありますが、知らない間に骨を溶かしていたり、歯の寿命を縮める原因になることもあるため、油断は禁物です。

こんな症状ありませんか?

  • 歯茎が赤く腫れている
  • 歯磨きや食事中に歯茎から出血する
  • 歯茎から膿が出ることがある
  • 歯がぐらつく感じがする
  • 歯茎の一部だけがぷっくりと膨れている
  • 頬や顎が腫れてきた
  • 親知らずの周囲が痛く、口が開きにくい
  • 歯茎がムズムズ、うずくような感じがする

ひとつでも当てはまる場合は、早めの歯科受診をおすすめします。

検査・診断

まず問診と視診によって、歯茎が腫れている部位やその経過、併発している症状などを丁寧に確認します。そのうえで、必要に応じて以下のような詳細な検査を実施します。

歯周ポケット検査

歯と歯茎の境目(歯周ポケット)の深さを専用の探針で測定し、歯周病の有無や進行度を診断します。

レントゲン検査(デンタル・パノラマ)

歯の根の状態や周囲の骨の吸収、膿のたまり具合などを画像で確認します。痛みの原因が目に見えない場合に有効です。

CT検査

レントゲンではわかりにくい親知らずの位置関係や根尖性病変の広がり、骨の立体的な状態を詳細に把握するために用いられます。

打診検査・触診検査

歯や歯茎を軽く叩いたり押したりして痛みの反応を調べ、炎症や病変の存在を確認します。

これらの検査を組み合わせることで、見た目ではわかりにくい原因を正確に突き止めることができ、患者さんに最も適した治療方針を立てることが可能になります。

疑われる病気

歯肉炎

歯垢(プラーク)の蓄積により、歯茎に限局的な炎症が起きた状態。軽度の出血や腫れを伴うが、早期であれば改善しやすい。

歯周炎

歯肉炎が進行して、歯を支える骨にまで炎症が波及した状態。歯がぐらついたり膿が出たりすることもある。

根尖性歯周炎

歯の神経が死んでしまい、根の先に膿が溜まる感染症。腫れや激しい痛みが特徴で、顎や顔が腫れることもある。

智歯周囲炎

親知らずの周囲の歯茎が炎症を起こした状態。口が開きにくくなったり、発熱を伴う場合もある。

フィステル(瘻孔)

根尖性病変などで膿が排出されるためにできたトンネル状の穴。膿が持続的に出ることがある。

歯根破折

歯の根が割れていることで炎症が生じるケース。歯茎の一点が腫れているように見えることが多い。

外傷性咬合

強すぎる噛み合わせや歯ぎしりによって歯周組織が損傷することがあり、腫れや違和感につながる。

治療法

歯茎の腫れの治療法は、原因によって異なりますが、以下のようなアプローチが一般的です。

歯周病治療

プラークや歯石の除去(スケーリング)、歯根面のクリーニング(ルートプレーニング)を行い、炎症を改善します。進行している場合は歯周外科手術が必要になることもあります。

根管治療

根の先に膿がたまっている場合は、感染した神経を取り除き、根の中を洗浄・消毒して薬剤を詰めます。

抗菌薬の投与

急性炎症が強い場合、一時的に抗生物質や痛み止めを併用して腫れや痛みを和らげます。

親知らずの抜歯

繰り返し腫れを起こす親知らずは、抜歯が必要になるケースが多いです。

不適合補綴物の修正

詰め物や被せ物が合っていない場合は、調整や作り直しを行います。

また、症状が再発しないよう、正しい歯磨きの仕方や生活習慣の見直しについても指導を行います。

歯茎の腫れは、目に見える変化があるためつい放置してしまいがちですが、実は歯を支える組織や全身の健康にまで影響を及ぼすことがある重大なサインです。腫れが小さいうちに治療すれば、痛みも少なく短期間で改善できるケースが多いですが、放置することで手遅れになり、抜歯が必要になることもあります。
「ちょっと腫れているかも?」「いつもと違う感じがする」そんな気づきがあった時点で、ぜひ早めに歯科を受診してください。当院では、お一人おひとりの症状に応じて丁寧な診察とわかりやすい説明、痛みに配慮した治療を心がけています。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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